孤独の「独学動画編集」で渡り歩いてきた機材を振り返る(2003-2014)
2016/02/21
なんだかんだで、独学でやってきた「動画編集」ですが、振り返ってみれば
かなり紆余曲折というか、結構遠回りしてきたなとふと思いました。
そこで今回は、今の自分に至るまでに「どのような機材を使ってきたのか」
ということを振り返ってみようと思います。
Canon IXY DIGITAL L
このプラチナーシルバーを買ったのが一番最初のいわゆる「動画」との
出会いだったと思います。
ただこの時は別に編集するとかは全くせずに、「デジカメで動画も撮れるんだ」くらいの感じで
普通に動画で撮影したものを再生画面で見る程度のものでした。
今改めて見てみると、動画ファイルのスペックも今と比べるとかなり低い
320×240の画角で、フレームレートは15fps
確かにこれでは、かなり満足の行くものは撮れなかっただろう。
今だったらスマホの方が、キレイだろう。
時代の進化というものを感じる。。。
これは完全におまけでしたが、DVDライターについているソフトが「編集」のはじめの
きっかけになりました。
とは言っても、今のように動画を取り込んで作るのではなくて、写真を読み込んでの
スライドショーを作るくらいのレベルでした。
多分半年に1つ何かを作るくらいの感じだったと思います。
ちなみにこの時はまだWindowsのノートPCを使ってました。
多分、IXYでは満足出来なかったんでしょうね。
当時形が珍しかった「SANYOのザクティ」を買いました。
確かに面白かったのですが、これもそんなにクオリティの高い動画が
撮れるわけでもなく、「日常スナップのメモ」くらいの画質だったと思います。
そしてこの頃に、もうちょっと編集に興味を持ち始めて「ULEAD VIDEO STUDIO」
というソフトを使い始めました。(この時もまだWindowsでした)
(↑当時のモデルではないですが)
ビデオを撮影するなら「やっぱビデオカメラでしょ!」と思って買いました。
この頃になると、次第に「撮影の画質」にももっと欲が出てきて、
「背景のボケ感」がどうやったら出るのか、ということにも興味があったのですが、
この頃はまだ、「センサーサイズ」とかの知識もなかったために、
さすがにこの機種で「背景ボケ」なんていうが出来なくてがっかりした記憶があります。
(そしてこの1年後に「一眼ムービー」の代名詞であるCanon 5D MK2が登場する)
今までの「動画編集」をくつがえすほどの衝撃だった。
iMacに標準で装備されているiMovieがとにかく楽しくて、
今までの10倍くらいのスピードで(当社比ね)動画が作れることに
とにかく感動した。
そしてこの辺りから同僚の「結婚式ムービー」の制作依頼が次々と
お願いされることとなった。
多い時では3組が同時並行で進むこともあったりしたので、
かなり大変な思いをしたのですが、結果的にこの時の苦労というのが
今につながっていると思うと、非常にありがたい依頼であったと思う。
ちなみにYoutubeチャンネルを開設したのもこの年であった。
振り返ってみると、全てはこの2011年に一気に集約したように思える。
1、念願の一眼「Canon EOS 60D」を購入
長年憧れていた「背景ボケ」というものがようやく手に入った。
一気に「撮影する楽しみ」にのめり込んでいった。
2、Final Cut Pro Xのリリース
2008年から使用していたiMovieにも、そろそろ限界を感じ初めていた
矢先に登場したコチラのソフト。
発売してすぐに購入しました。
iMovieとインターフェースが似ているために、すぐに体に馴染み
今でも愛用するソフトとなりました。
3、ブログ「Movie For Life」の開設
このブログの前身となる「Movie For Life」もこの年に
始まりました。
ここで発信をすることで、色んな方と交流をすることが出来て
さらに自分自身にとって、「動画編集」というものが
切っても切れない存在となりました。
4、GoProとの出会い
このカメラと出会ったのも非常に偶然だったのですが、これも
後々、自分にとって大きな影響を与える出来事でした。
買い立てのGoProとFinal Cut Pro Xで作ったのがコチラの映像です。
↓チャンネル登録はコチラからどうぞ
こうして「撮影機材」ならびに「編集ソフト」の二つが手に入り、思う存分
「動画制作出来る」という環境が出来ました。
改めてこうして振り返ってみると「遠回りをしてきたな〜」というのが正直な感想です(笑)
もっと早くからMacを買っておけば良かったとか、もっと早くからいいカメラを買っておけば
良かったなど、思ったりもしました。
とはいえ、それはそれで新しいツールを手に入れた時の感動などもひとしおであったりと
今振り返ってみれば以外と楽しい思い出だったりもします。
僕が憧れを抱き始めた10年前に比べると、機材はもちろんのこと情報もこれだけ
手に入れやすくなっている時代になったな〜と思います。
そしてこのブログ記事をタイムマシンで過去に遡って
当時の自分に教えてあげたいと思いました(笑)
「動画編集を始めようかな」と思って見ている方にとって、今の時代がどれだけ恵まれているのか
ということが少しでも伝われば幸いです!