サラリーマンを辞めてから2ヶ月。廃人にならないために抑えておきたい3つの管理項目
2015/01/23
経緯についてはコチラの記事をご覧ください。
早いものでサラリーマンを辞めてからもう2ヶ月が過ぎました。
8月は引っ越しやらなんやらで、9月も後半は出張続きで、
「気がつけば2ヶ月経っていた」というのが正直な感想です。
「まだ2ヶ月しか経っていない」といえばそうかもしれないが、
サラリーマン生活をしていたのがはるか昔のようにも感じる。
で、そんな中で「コレは大切にしないといけない」と思った管理項目が
3つありましたので忘れないうちに記事にしておこうと思います。
先にお断りしますが、どれも「当たり前」のことですが、
「サラリーマン」との違いという視点で見ていただければと思います。
リアルで「サラリーマン辞めたな〜」って実感したのがコレ。
今までは会社に出社したら、同僚・上司も含めてたくさんの人がいました。
当たり前ですが(笑)
それが、会社を辞めたら普通に人と話すことが極端に少なくなる。
編集などでこもっている場合、気づけば部屋から一歩も出ないこともあります。
「あれ、今日一言もしゃべってないな」
っていう日もあったりしました(笑)
会社に務めている時は当たり前と思っていたことが、こういう瞬間に
ありがたかったなと思ったりします。
かといって、誰とも話していないかというとそんなこともなくて、サラリーマン時代には
忙しくて時間が取れなかった方とも多く接する機会もその反面増えました。
そしてこの「新しい人に出会う」ということが何よりとても大切なことだということに
改めて気づきました。
今回僕がサラリーマンを辞めるきっかけになったのも、多くの経営者とお会いしたことが
きっかけとなったと言っても過言ではありません。
これは逆に言うと、「新たに色んな人に会っていかないといけない」ということでもあります。
ただここでサラリーマン時代と大きく違う点が一つ。
「会社という看板がない」
今までだったら、「○○会社に務めている松本さん」だったのが、「ただの松本さん」に
なったということ。
ありがたいことに、以前の会社でお世話になった方からも、取引先の方からも現在も
お付き合いをいただいているワケですが、これまでだったら「会社という看板」で
大きなバックボーンがあったものが、完全になくなってしまったという事実があります。
新しい方に会うのはこれからもどんどん続けていくことが大切ですが、自分に会う方にとっても
「自分と会うことがメリットにつながる」ということを磨き続けないといけないです。
その「メリット」っていうのは別に仕事に直結しなくてもいいと思う。
「会うとなんか元気になるな」とか
「いつも新しい挑戦して刺激になるな」とか
「面白い人を紹介してくれるな」とか
なんでもいいと思う。
別の視点で言い換えると
「自分が会いたい」と思える人に自分がなっていく努力が必要
ということだと思います。
逆のことを考えてみたら分かるんですが、もしボクが会う度に
「なんか面白いことないですかね」
「なんか仕事ないですかね」
なんて聞いてきたら会いたくなくなりますよね(笑)
「いい出会い」をするためにも、まずは自分自身が成長していくことが「人付き合い」を
していく上でとても大切にしないといけないことだと改めて思いました。
これは自分でも自慢なのですが、実はサラリーマン時代には病欠をしたことが
一度もありませんでした。
もし仮に風邪をひいたとしても、たいがい土日で回復して月曜日には出社しているという
完全に「サラリーマン体質」になっていました(笑)
なんでこういう事が出来ていたかと、サラリーマン時代を振り返ってみると
「月曜日から仕事という緊張感」
があったからだと思います。
作らなければいけない資料があったり、会議があったりと
「自らの意思とは関係ないところでスケジュールが進んで行く」ということから生まれる緊張感が
一つは自分自身の健康をコントロールしていたのかと思われます。
幸いなことに、会社務めをしている時には病気をすることがありませんでしたが、
サラリーマンのありがたいことは仮に病欠をしたとしても、組織で仕事は回せますし
給料も入ってきます。
ただ、サラリーマンを辞めた今
「自分が体を壊したら仕事が止まる」
という頑然たる事実が存在します。
「病は気から」という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。
一人で仕事をしていると、気分が落ち込むこともそりゃあります。
ただ、気持ちが負けているとやはりそれは体にも影響してきます。
全ては「自己責任」
体調管理も含めて「自分の仕事」となったことが大きな違いだということです。
「勤務時間」という概念がなくなったいま、「成果」というパフォーマンスが全ての結果になります。
自分さえよければいつまででも仕事は出来ますが、体調が悪い時には「思い切って休む」
という勇気を持つことも、忘れずにいたいと思います。
実はコレが一番大事だったりします。
恥ずかしいハナシですが、けっこう堕落した時間を過ごしたりしてました(笑)
スケジュールがない時は、昼過ぎ近くに起きて録り貯めていた映画をダラダラ見て
夜中過ぎにインターネットを見て、翌日もまた昼過ぎ近くに起きて。。。
なんてこともしました、実際。
このまま行ったら廃人になるわ。
「出勤」という概念がなくなった今、
・寝坊するのも自由。
・昼間っからビールを飲むのも自由。
全てが自由。
分かりやすい言葉で言うとすると
サンデー毎日
ええ、毎日が日曜日ですよ。
「会社員時代」は月曜日から金曜日、きちんと出勤して「労働」という時間の対価を払って
「給料」を得ていました。
サラリーマンでなくなった今、何を大切にしないかといけないかというと
「時間をどういう価値に変えていくのか」
ということ。
全ては「自己責任」。
時間を「浪費」したらその分、自分の人生を「浪費」するし、
逆に勉強をしたら「投資」の時間に変わるし、仕事をしたら、それは「対価」に変わる。
寝坊するのも、昼過ぎからビールを飲むのも「自分次第」
ただ、その「時間」が自分自身に降り掛かってくる。
上記で紹介した「人付き合い」「健康管理」も、全てここに関わってきます。
とはいえ、時間管理というのは「習慣」にもなるので、中々難しかったりもします。
そこで、すぐに出来ることとしての「習慣」をご紹介いたします。
それは。。。
早起きをすること。
一日の始まりの「朝」をきちんと迎えることが、色んな意味で「習慣」を変えるきっかけになります。
朝6:00頃に目覚ましをかけて、近所の大阪城に行きますと大勢の方が「ラジオ体操」をしています。
朝日を浴びながら「一日の始まり」を体感する。
大阪城に向かう途中にすれ違う人が「おはようございます」と声を掛け合う。
サラリーマン時代にも早起きすれば同じことを体感出来ていたのかもしれないけれど、その時は
「一分でも寝ていたい」と思って、早起きなんてことは考えてもいませんでした。
「せっかく早起きしたんだから」
一日のスタートを気持ち良く過ごすと、「今日一日を気持ち良く過ごそう」と思えることを発見しました。
「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。元旦はその一年の始まりですが、その一年というのは
毎日の始まりの積み重ねであるとも言えます。
無理に意識を変えようと思ってもなかなか習慣を変えるのは難しいので、「せっかく早起きしたんだから」
という「自動装置」を植え付けることで、色んなことが「芋づる式」に変わるかなと思います。
と、偉そうに書いてきたんですが。。。
この早起きの習慣は今日始めました♪
別にコレ言わなくてもいいんですが、伝えたいことは
「今日からでも習慣は変えられるよ」
ってことです。
というわけで、明日も早起きします宣言。
「人付き合い」「健康」「時間」と3つのことを振り返ってきましたが、
コレって別にサラリーマン時代でも大切に出来たことなんですよね。
でも改めてサラリーマンを辞めたからこそ大切にしたいと思えたことでもあります。
お金を稼ぐ「手段」としての仕事がストレスで「健康」を害するのは本末転倒。
お金を稼ぐために仕事をしているワケじゃない。とはいえ、生きていくためにはお金は必要になる。
考え出したらキリがないけど、大切なのは「バランス」
サラリーマンであろうが、フリーランスであろうが、どんな立場であろうが人生の大きな目的は
「より良い人生を送ること」
サラリーマンを辞めて2ヶ月。
改めて大切にしたいことに気づけたいい2ヶ月でした。