2018年の活動キーワードは「離」「潜」「遊」
気がつけば2018年が始まっていました。
あけましておめでとうございます。そしてこのブログでも更新もなんと9月から3ヶ月ぶり!!
2011年にブログを書き始めてからこれだけの期間ブログを書かなかったのも初めてでしたが、それはリアルに忙しく充実していたということでありがたいことと思っておきましょう。
年末年始はかなり穏やかに過ごすことができ、ようやくブログを書ける状態になったので、新年ということもありリハビリも兼ねてブログを書いていこうと思います。
駆け足でブログ空白期間にあった出来事を振り返る
折りたたみ自転車で行くサイクルキャンプ
GoProキャンプでも一緒だったPacificサイクルズさんと一緒に折りたたみ自転車Birdyでの東京都内のキャンプ体験。
GoPro HERO6発売記念 フィジーイベント
2017年にリニューアル発売になったGoPro HERO6の発売記念で開催されたイベント。泳げないにも関わらず各国のGoProアンバサダーに刺激を受けまくりのイベントでした。
ちなみにこちらのフィジーイベントでのHERO6レポートは「ビデオSALON」さんにて掲載されておりますのでよろしければご覧ください。
佐賀バルーンフェスタ取材
借りたものも含めてGoPro14台使ってのバルーン競技撮影。普段では決して見れない視点を楽しめました!
と、楽しげなイベントをメインに出しておりますが、この裏側で企業の映像を作ったり、雑誌の記事などを書いたりしていて一つ一つのイベントを振り返る時間があまりなかったというのが実際のところでした。
会社を辞めてからも変化の連続で、結婚に始まり、東京への引っ越し、そして会社設立と振り返るだけでもかなりの変化がありました。そんな4年を振り返ってこの年末年始に「自分はどこへ行きたいのだろう」とゆっくりした時間の中で振り返ってみることにしました。
「安定」への恐怖が行動を加速させる
2014年に会社を辞めて独立してからありがたいことに、4年目の新年を無事に迎えることが出来ました。(会社辞める時のブログはこちら)
ありがたいことに今いろんなお仕事で食べていけるんですが、なんのキャリアもない38歳の人間がよく決断できたなと改めて過去の自分の勇気を褒めてあげたいです(笑)
冷静に考えて「リスク」しかない状態での独立だったわけですが、いま振り返ってみてなぜその決断が出来たのかというと「安定」への恐怖だったと思います。とはいえ、もともとは僕は独立志向があったわけでもなく、大学を出て安定したメーカーに就職してそこで生きていこうと思っていたくらいです。(結果14年勤めましたが)
ではなぜ「安定」を捨てて一歩を踏み出すことが出来たのか?
それは一言で言うと「見えてしまう未来の怖さ」に尽きると思いました。多分これは映画「マトリックス」に代表される「パラレルワールド」にも通ずる考えになりますが、多くの人が「安定」を求めると思います。ただその「安定」とは本当に「幸せ」なのかという問いを自分に投げたのがそもそもの始まりだったのかもしれません。
「安定した収入」「安定した未来」これらの言葉は確かに欲しい言葉ではありますが、その裏側として「なんとなく見えてしまう未来」が存在していて、さらにその未来というのはもしかしたら「選ばなかったもう一つの未来」なのかもしれないということを考え始めたのが「安定」を捨てる大きなきっかけだったのかもしれない。
人それぞれ人生においての「優先事項」というものがあると思いますが、僕の場合は「変化し続けること」だったのかもしれません。おそらく安定を求め始めた瞬間に自分の中の何かが終わってしまうのではないだろうかというがそもそもの原点だったのかもしれません。
安定を捨て、変化をし続けるために必要な「離」「潜」「遊」
で、なんで年の初めにこんなことを書こうかと思ったかというと、確かにこの4年間で忙しくさせていただいたというのもあるものの、心のどこかで「安定」を求め始めていたというのがあったのではと思ったからです。
独立したての頃はとにかく必死でどんな仕事でも選ばずになんでも拾ってきて、こなしてきたおかげで今につながっているのはもちろんありますが、それを回し続けたところでもしかしたら会社組織にいた時と同じ「安定を求めるループ」に実ははまっているのではないか、という危機感に気づけたのかもしれません。
そこで考えてたどり着いたのが、タイトルにも書きました「離」「潜」「遊」というキーワードです。ざっくりしたイメージは以下の感じ
キーワード1「離」
一見するとネガティブワードに捉えがちですが、そういう意味ではありません。意味的な事でいうと「俯瞰で見る」に通じるかと思います。決して悪い環境ではないにしても、ある同じ場所に居続けるというのは時に物事を見えにくくしている場合があります。例えば同じコミュニティで似たような人たちが集まるのはそれはそれで居心地がいい場合があるかもしれないですが、ずっとそこにいると実は自分の成長はないということもあります。今の人間関係を全て捨てるとかそういう極端なことではないにしても、たまに離れて見てみる冷静さが必要ということです。
キーワード2「潜」
言い換えると「じっくり物事を見る」ということになりますが、例えば同じ海でも、ビーチから眺める海と潜った海って全く違う見え方がしますよね。あまりに忙しいとそのことについて考えることも少なく、ついつい表面的な面を捉えてしまうことがあります。全ての物事に対して充てる時間はないかもしれないですが、潜り込んで没入して物事を見ることで見えてくる世界があるかと思います。
キーワード3「遊」
僕もそうなんですが、日本人って全般的に真面目な人が多く、「遊ぶ」ということに対して後ろめたさみたいなものがあると思いますが、これを別の視点で言い換えると「真剣に楽しむ」ということです。
上記の「潜」にも通じると思うんですが、没入して楽しむことから見えることって多いと思います。
変化していくことを楽しむ自分でいよう
ちょっと概念的な感じで伝わりにくい部分もあったかもしれませんが、言いたいことは「どんどん変化をしていこう」ということです。年齢も40歳を超えたということでついつい守りに入りがちになっていましたが、今回の3つのキーワード「離」「潜」「遊」を念頭にどんどん寄り道をしてみようと思ってます笑
というわけで、2018年もよろしくお願いいたします!