沖縄西表島アドベンチャーツアー動画撮影の裏側(地上&空撮)
2020/09/14
アドベンチャー感満載の西表島アクティビティ撮影に行ってまいりました!
去年の年末になりますが、2016年最後のお仕事で西表島のアクティビティプロモーションとして沖縄に行ってまいりました!
まずは完成した動画をどうぞ!
今回ご案内いたいだツアーは西表島カヌーツアー「風車」さんです。
撮影にはなかなか過酷な状況でどうやって撮影したのか
映像をご覧いただいたらお分かりかと思いますが、カヌーに乗ってマングローブのジャングルを掻き分けて通常であれば5時間くらいかけて滝の頂上を目指します。また天候の影響も心配なので今回の撮影のポイントは
「どれだけ身軽に効率的に動けるか」ということでした。
今回撮影で主に使用したのがこちら
Panasonic GH4 & 軽量ジンバル
レンズはOlympusの12mmが多かったです。
そしてジンバルは最近よく使っている軽量のFeiyu tech社のジンバル
地上はほぼこれで回りました。
さらに今回はカヌーに乗って移動する際に水しぶきがかかる可能性があるので、GoPro HERO5にレビュー用にお借りした「防水ジンバル」Feiyu G5も新たに投入して撮影いたしました。
こちらのレビューについては1月20日発売になる、雑誌ビデオSALONさんにて詳細レビュー書いておりますので、是非ご覧くださいませ。
GoProとジンバルのみで撮影した映像はこちらになります。
小型のDJI Mavic Proが威力を発揮!!
さらに今回の映像で、ダイナミックさを表現するアイテムとして大活躍だったのがDJI MAVIC PRO
今回一番心配だったのが、「カヌー」での移動でした。人間が乗ったらかなりスペースが取られるので、このコンパクトさにかなり助かりました。
僕が注文したのは専用バッグ付きの「フライモアコンボセット」でしたが、これだけを運ぶわけではなかったので、去年動画でも紹介させていただいたエレコムさんのOff tocoバッグの下部に一式を入れて運搬しました。
マングローブの川はどうやって撮影したのか
今回頭を悩ませたのがこの撮影。ドローンを飛ばしたことがある方ならお分かりかと思いますが、マングローブが両サイドに生い茂っているために「離発着をどうするのか」ということが課題でした。
そこで今回使用したのがこちら
実際にはこのように使わずに、浅瀬に停留したカヌーの先端にレフ板をおいて離発着いたしました。その際にありがたかったのがMavicに搭載されている「トライポッドモード」。このモードにすると速度が制限されて安定するので、着陸させる際に微調整を繰り返して無事に着陸させることができました。
ちなみにセキドさんサイトに専用のランディングパッドありましたね(笑)
こっちの方が大きさ的には安定しそうですね。
天候の行方が気になっていたものの、無事に撮影終了
今回の撮影で3日行かせていただきましたが、どの日も予報はあまり芳しくなかったものの、もしかしたら空撮カットが撮れない可能性もありましたが、ありがたいことに天候に恵まれてダイナミックに撮影することが可能になりました。万が一ドローンを使えない場合であっても、バッグの片隅に入るMavicであれば移動の負担にもならずに使う時にはかなり貢献してくれる素敵なアイテムでした!
余談ですが、もし西表島のツアーに参加するのであれば実は12月はおすすめだそうです。僕らが行った時も半袖短パンくらいで回れるのと、平日ということもあって他のお客様がほとんどおられなく思う存分自然を満喫できました。
夏のピーク時にはカヌーで渋滞が起こるほどの人気ツアーになるとのことなので、是非行ってみたいかたはシーズンオフにこそ行ってみてくださいね!