【編集の裏側】FCPXのタイムラインで解説するちょっとした小技集
2015/01/23
はい、というわけで全3回にお送りして参りました【編集の裏側】シリーズですが
今回は最終回ということで、編集で使ったFinal Cut Pro X(FCPX)の小技について
書いて参ります。
今回もコチラの動画について
↓チャンネル登録はコチラからどうぞ
タイムラインはこんな感じです
実は見えないところで効果音とかを結構入れました。
あとは実にシンプルなカット編集でトランジションを使わなかったワケなんですが、
今回の映像で一番こだわったポイントは「音」のタイミングです。
切り替わりのタイミングで気持ち良くはまるようにする必要がありました。
目印を立てて合わせるための「マーキング機能」
使い方はいたってシンプル。
音源のクリップでタイミングを合わせたい位置でキーボードの「M」
以上。
これをすると、音源のクリップに青色のマーキングが出現します。
で、これを目安に切り替えたい映像素材を並べると気持ちよく転換していきます。
で、改めてタイムラインを見るとこのマーキングを随所にちりばめていることが改めて分かります。
なんでたくさんマーキングを打つかと言うと、色々と調整していくと全体がずれていって
あとから調整していくのが大変になるので、ポイントポイントでしっかりとおさまるように
このようにたくさんのマーキングの位置づけになったということです。
素材を迷った時は積み重ねて「V」で比較
あと、今回は12種類の異なった映像を使ったということもあり、どのカットにしようか
かなり悩んだ箇所もありました。
そんな時はどうしたかというと、一旦合わせてみようと思う素材を積み重ねます。
で、こうやっていくつか候補の素材を並べて何度も前後のつながりを見ていきます。
この状態だと一番上の素材が見える状態なので、比較する際にはキーボードの「V」を押します。
「V」を押すとその素材が無効になるので、下の素材で比較が出来ます。
こんな感じで比較していくと、効率良く前後のつながりを見ることが出来て
つながりとして最適な素材を選ぶことが可能です。
迷った際に使うといいと思います。
最初と最後のアニメーションシーンについて
これが実は一番質問多かったんですが、これは実はAfter Effectsのテンプレを
海外のサイトから購入して作成いたしました(笑)
Video hive net という海外のサイトでAfter effectsのテンプレートが安いものでは
16$くらいから高いものでも30$くらいで売ってます。
最初と最後に少し加えるだけでもグッと映像にとってアクセントになります。
テンプレートとは言っても、ある程度加工する必要があるのですが
ありがたいことにデジハリさんの講義で基本的な操作が分かっていたので
なんとか扱うことが出来ました。
全三回に渡ってお届けした「編集の裏側」記事いかがでしたでしょうか
アップから立て続けに書きました三記事でしたが、なんとなくどのような経緯で
この映像が出来たのかイメージ出来ましたでしょうか。
全部が全部役に立つワケじゃないと思うんですが、何か一つでもヒントになって
もらえれば幸いです。
あとがき
アップロードから立て続けに一日で一気に4記事書いてかなりエネルギーいりましたが
実は年内にやることがまだまだたまっているので、急いで記事にする必要がありました。
とはいえ、今回の映像が2014年最後の映像になるので、まずはこれをしっかりと
完結させたいという気持ちがあって一気に書き上げました。
これは個人的なことなのですが、実はボクにとってこの「年末の映像」というのは
非常に重要なことでもあったりします。
そのことについてはまた次の記事で書こうと思います。
年内の映像はコレが最後になりますが、ブログ記事は年内ギリギリまで
アップの予定なので、残りあとわずかとはなりましたが引き続きよろしくお願いいたします。