【動画あり】90歳現役のパッチワークアーティスト丸岡幸子さんに学ぶ「素敵な人生の送り方」
2015/01/23
僕にとってのパワースポット、奈良県丹生町にあるレストラン「アトリエ・ラ・ズッカ」さんにて開催
今年に入ってから何度も寄らせていただいている、奈良県丹生町にあるイタリアンレストラン「アトリエ・ラ・ズッカ」さんにて
去る11月22日に、90歳の現役パッチワークアーティスト「丸岡幸子」さんの展覧会が開催され、参加させていただきました。
アトリエ・ラ・ズッカさんの映像はコチラ
↓チャンネル登録はコチラからどうぞ
オーナーシェフの鼎(かなえ)さんがもともと音楽プロデューサーだったこともあり、
ここに訪れる方は芸術的なことに関係する方が多く、
いつも行く度に素敵な方とお会いするきっかけとなっており、
僕にとってのパワースポット的な場所になりつつあります(笑)
完全予約制なので、行かれる際は是非ご予約をお願いいたします。
「松本さんのブログ見て電話しました」
とおっしゃっていただけましたら
オーナーさん夫妻がめっちゃ喜ぶ
という特典がついてきます(無期限キャンペーン)
そんなパワースポットでお会い出来た「丸岡幸子」さん
まずは映像をご覧くださいませ。
語弊を恐れずに言うと、「神様が実際にいるとしたらこういう感じなんだろうな」っていうのが
正直な感想でした。
集まったのは50人近くいたにも関わらず、どの人が話しかけることにもしっかりと耳を傾けて
笑顔で応えるその表情は、「神様」そのもののようでした。
丸岡幸子さんに学ぶ「素敵な人生の送り方」
テロップには出さなかったのですが、60歳の時にご主人が病気をされて看病するのをきっかけに
パッチワークを始めたとのことでした。
看病は思った以上に大変で精神的にも肉体的にもかなり大変だったとのことでした。
普通だったら、そんな大変な時にこういうことを始めようとは思わないのですが、
逆にこのパッチワークを始めたことが精神的なストレスを和らげてくれたとのことです。
パッチワークをする間はそのことに「没頭」出来て、自分を開放することが出来たということなのです。
ご主人が亡くなられてからも、ずっとお一人で自分で食事を作り、自分でデザインをしながら
作品作りを今も続けておられます。
「今を生きる」ことが若さの秘訣
「これからの活動について」という質問に対してあっさりと「あんまり計画はない」と
あっさりとお答えになれておりました。
言葉にしてしまうと簡単ですが、後に聞いてみるとその意味というのがよく分かりました。
実は丸岡さんは何か作品を作る時は必ずその方の「写真」をいただくそうなんです。
それは何のためかというと、その人をイメージしないと作品が作れないということだそうなんです。
作品を作る時は「その人のためだけ」に時間を注ぐ。
一針、一針、その人のことを思いながら縫い上げる。
その瞬間、「今を生きる」それこそが若さの秘訣ではないかと僕は思いました。
果たして僕達は「今」を生きているだろうか
仕事をしながら、まだ手をつけられていない仕事の事を考えていたり
レストランで食事をしながらスマホをいじったり
Facebookで友達の近況をずっとスクロールしていたり
生きていく上でもちろん必要な情報はあるとは思います。
でも最近思うんですが、あまりにも色んな情報があふれ返っていてその情報に
振り回されているような気がします。
一説によると、「現代の人の一日の情報量」というのは「江戸時代の人の一生分」くらいあると言われています。
これは僕自身にも言えることなのですが、若干「情報の消化不良」を起こしているんじゃないかとも
最近は思います。
ある程度の情報は必要なものの、本当に必要なものっていうのは意外と少ないんだと思う。
丸岡幸子さんの言葉でもあったように、「時間を大切にする」という一言に集約されていると思うのですが
この言葉の意味するところを考えるべきだと改めて思いました。
生きて行くためにはもちろん「お金」が必要ですし、そのためには「情報」も必要です。
でも、最終的な目的というのは「より良く生きる」ということ。
そんなことを丸岡幸子さんは優しい笑顔で僕に教えてくれました。