Movie For Life | GoPro・DJI・一眼で動画編集の楽しさを伝えるブログ

脱サラ動画クリエイター松本敦がお送りする「レンズの向こう側にあるワクワク」を届けるブログ

GoProのオフィシャル本「Professional guide to filmmaking」の魅力を全力でお伝えいたします。

   

gopro filmmaking

GoProの哲学が濃縮された究極の一冊

今回GoProカルマグリップを購入する際に合わせてこちらの本を買いました。実は年末にGoProアワードで、Instaにピックアップされたことで30%オフのクーポン券をもらっていました。こちらのアワード、賞を取らなくてもノミネートでクーポン券がもらえるので、写真動画問わずどんどん応募することをおすすめいたします。

話逸れましたが、そのクーポンが2品まで対応ということで、カルマグリップ以外で何にしようかと迷っていたところこの本に出会いました。
GoProオフィシャルサイトの「アクセサリー」の一番下の方にあるので、おそらく知っている人も少ないでしょう。ちなみに僕が購入してから再度チェックしてみたらすでに「在庫切れ」になっていましたが、安心してください。僕らのamazonにはしっかり存在してました。(しかも電子版もあり)

 

決してハードルの低くない内容だが、それを超える価値がある。

ハードルが低くない理由としてはまず以下の3つの理由が挙げられる。

  1. 決して安い値段ではない
  2. 全部英語
  3. 全296ページとボリューム満点

決して安い値段ではなく、かつボリューミーな全部英語ということでかなりハードルの高い本であることは事実です。20年ぶりぐらいに受験勉強で使った辞書を片手に読むのはかなり苦労しました。

ただ、それだけ苦労してでも読む価値があるので、この記事を通してその魅力が少しでも伝われば幸いです。

構成は全部で7章

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  1. イントロダクション(GoProの歴史)
  2. 入門(解像度とか各種機能の説明)
  3. マウント(アクティビティごとにどういうマウントが使えるか)
  4. 撮影(ストーリーごとにどういう撮影をするのか)
  5. 編集の技(ここがかなりすごかったのでのちほど)
  6. ストーリー分析(人気のムービーをピックアップ)
  7. ソーシャルでの共有(YouTube、Instagramでの紹介)

上記構成を見ただけでもワクワクします。

そもそも写真だけでも楽しめる

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もはや写真集としても楽しめるレベルです。「ガイドブック」というと「取扱説明書」のような無機質なイメージがあるのかと思いきや、ペラペラとめくっているだけでも楽しいです。

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撮影方法においては、映像を構成するためにどういうマウントで撮影したのかということがよくわかります。

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どうでしょう? 見ているだけで楽しいですよね!

 

実例を交えての解説で理解度がぐんぐん高まる

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確かに全部英語ですが、辞書で単語を調べていけばなんとなく言わんとすることはわかります。仮に50%くらいの理解度だったとしてもページの下にQRコードがついていて、そのページで書かれていることが反映されたGoPro映像のリンクに飛んで「何が言いたかったのか」という構成になっています。英語はわからなくても映像を見たら大体ニュアンスがわかり、そこからもう一度文章を読むと英語の内容もさらに理解度が進む感じです。

おそらくいままで皆さんも何度も見てきた人気のGoPro動画がいっぱい出てきます。YouTubeで見るたびに「やっぱGoProすごいな〜」というレベルで見ていたあの動画の裏側の苦労話とか失敗談とか、撮影は予定通りじゃなかったけど「どうやって乗り切ったか」かなんかのエピソード満載です。その裏側エピソード見て映像見ると改めて感動します。さらに深く映像を分析するすごい勉強になります。

 

4章の「編集の技」が「テクニック」の領域を超えている

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この章の何がすごいって、完全に「GoPro」の枠を飛び出して「映像製作」に対して全てに共通する内容になっていたことです。「編集の技」とあったので、おそらく「GoPro Studio」の使い方の説明かと思いきや、「どうやってストーリーを魅力的に作るのか」ということにフォーカスが当たっています。これはこの章だけに限らず、マウントにおいても、撮影においても全てこの軸がブレていませんでした。色補正についてはDavinci Resolveを使っているというのも新たな発見でした。(勉強しよ)

あと、文章が英語ですが「編集あるある」的なことも書いてあります。例えば「何度も映像を見ていると、おそらくBGMが夢の中でも鳴り続いていることでしょう、そんな時は一度外の空気を吸ってきましょう」的なことも書いてあるので、肩の力を抜いて読み進められます。あとおそらく心理的なハードルを取り払うために、一ページのボリュームがそんなに多くないんです。基本、写真とセットであと事例のQRのような構成なんですが、内容がすごくシンプルなのに一つ一つずしりと響く「本質」を語っているのがすごい。

僕がGoProを好きな理由がこの辺にあります。難しいことを難しく伝えるのではなく、「どうやったら楽しくなるか」という視点で構成されている点が随所にちりばめられています。例えば色補正でDavinciを使うなど他社のことを紹介したり、マウントでもおしみなくサードパーティ製のマウントも紹介したりしてます。単一のメーカーにも関わらず、GoProを楽しむために惜しみなく情報が提供されている珍しい書籍です。

 

GoPro、それは「驚きと感動」を見つける道具

振り返ると、GoProに出会ったのが2011年。最初に見つけたGoProプロモーション映像を見たのが購入のきっかけとなった。


ラフティングに行くための防水カメラを探している途中に出会ったのがこのムービー。基本インドア派だったにも関わらず、僕はこのカメラにすっかり夢中になり、YouTubeのGoPro映像を毎回楽しみに見ていて、どうやったらあんな映像を撮れるんだろうと思いながら色んなところでGoProを使ってきました。

映像を作る楽しさを覚えて、気がつけばサラリーマンを辞めていま映像を作る仕事をしている。ブログでも何度も書いてきましたが、僕にとってGoProはそういう意味でも「人生を変えたカメラ」と言っても過言ではない。

GoProというとついつい派手なアクションとかに目が行きがちですが、この本を読むとそれは表面的な側面に過ぎないということがよくわかります。GoProが伝えたいのは人間の持つ「情熱」「驚き」「感動」を軸に置いていて、それを伝える「道具」としてGoProというカメラがあるということが分かることでしょう。
おそらくここまで読んでいただいた方は僕と同じように「なんとなくGoProの世界観に惹かれる」という方が多いことでしょう。そんな人には是非おすすめしたい一冊です。

 

 

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